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≪≪≪≪≪≪ ●メルマガ会報0010号 2004年12月1日配信● ≪≪≪≪≪≪≪≪
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┃信┃┃州┃┃大┃┃学┃┃物┃┃理┃┃同┃┃窓┃┃会┃┃報┃
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│田田田田田｜──┐■━━■編集・発行／信大物理同窓会事務局■━━■
│田田田田田｜田田｜ (http://www.insatell.co.jp/physics/)
│田田田田田｜田田｜〒390-8621松本市旭3-1-1 信州大学理学部物理教室内
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■「旧文理学部物理学科」＋「理学部物理科学科」ＯＢ＆学生と教官の会■
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○-- 早いもので、ことしも残すところあと１か月。 --○ ° Д。°。
○-- 母校は独立法人初年度という激動の年となりま --○ ＼(‥)／。
○-- した。それはまた、同窓会への期待の高まりと --○ ( )°。
○-- 役割の重みが増すことを意味したようですね。 --○
【 I ・ N ・ D ・ E ・ X 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
◇ 新会長就任挨拶・・・・・・・・・・・・・・ 会長 楠 秀恵（文理７）
◇ 「第７回信州大学物理会総会」報告・・・・事務局長 武田三男（理４S）
◇ 「第７回信州大学物理会総会」審議事項/会計報告・・・・ 事務局各担当
◇ 来年度「第８回物理会総会」について・・・・事務局 小西義雄（理２S）
◇ 秋の叙勲のお知らせ／辻村瑛・信州大学名誉教授（旧統計研究室）
◇ 『信州大学東京同窓会』（全学部網羅）開催のお知らせ
◇ ２００４春--信大物理卒業・修了生の進路状況
◇ 信大での研究成果＆ＴＬＯ関連記事 ◇ たずねびと ◇ 新規会員登録者
【 N ・ E ・ W ・ S 】
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
◆ 信州大学「法科大学院」および大学院博士課程「総合工学系研究科」の
来年度開設を文科省審議会が認可答申(04年11月25日)
(http://www.insatell.co.jp/physics/news/mm041125sha27022.htm)
◆ 信州大学文理学部開学55周年記念式典が開催されました(04年10月16日)
(http://www.insatell.co.jp/physics/bunri041016/index.html)
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■新会長就任挨拶■
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信州大学物理同窓会会長 楠 秀恵（文理７）
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楠 秀恵（クスノキ シュウエ）と申し上げます。へんな名前ですが、富山
県の田舎の寺の次男坊ですから、このような名前となって居ります。現在は大
阪の千里ニュータウンに住んでおります。
同窓会々報によりますと、私があたかも立候補したかの如く書かれています
が、何故、私に白羽の矢が立ったのかわかりませんでした。駒草会（旧思誠寮
の同窓会）で一緒に遊んでいる平林前会長、根建副会長や本日お見えになって
いる富井さん、水上さん等に計られたもののようです。このことを殊更この場
で荒立てることも大人気ないと思われますが・・・。
同窓会々報にも書いたとおり、残念ながら私は、物理学に関する仕事に携っ
ていません。大学時代の物理学が全く理解できなかったこともありまして、土
木設計（主に橋梁設計）の仕事をやってきて、長野の工学部土木科同窓会の推
薦会員になっております。その方の「技術士」を取得して、土木学会の役員や
建設大学校の講師も何年間かやり、その間、国際学会にも何回か参加しており
ます。勿論、文理学部の同窓会には入っています。
以上、誠に貧しい経歴の私で御座居ますが、会長と言う大役に適しているの
でしょうか？ 幹事や会員のみなさんにたいへん御迷惑をおかけしますが、何
卒よろしくお願いいたします。
|) たヾ、身体の方は元気でして、「技術士」の資格を生かして、
'―o―, 71歳の未だに 小さな設計会社の顧問をやって毎週のゴル代と飲
(| ＼ み代（シロ）を稼いでおります。
2004年5月吉日
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■「第７回信州大学物理会総会」報告■
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信州大学物理同窓会事務局長 武田三男（理４S）
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信州大学物理同窓会は5月22日に定例の第7回総会を開催致しました。以下に、
総会の審議事項についてご報告します。
また、当日は総会に引き続き、講演会と懇親会が行われました。講演会のテ
ーマは、『TLO＆ユピキタス・コンピューティングと信州』でした。講演は、
日立製作所・ユビキタスプラットフォームグループ・ソリューション統括本部
の雫二公雄氏に「ユビキタス情報社会との係り」と銘打って、またリクルート
・テクニカルマネジメントデパートメントの原豊氏に「大学と産業界の橋渡し
−−産学間の技術移転の話」というテーマでご講演いただきました。また、講
演会のモデレータとして日本インターブレインズの福井眞氏（理３S）に大変
愉快な司会進行をしていただきました。
「ユビキタス（ubiquitous）」とは「いつでも・どこでも」というラテン語由
来のことばです。いつでもどこでもコンピュータを使っで快適な社会を構築す
る助けにしようというもののようです。「TLO」は“Technology Licensing
Organization”の省略語です。大学における研究成果（シーズ）を産業化して
経済活動を活発化するための橋渡しをする「桟（かけはし）」的組織です。研
究成果の仲買人のようなものと考えれば良いかと思います。数年前から全国の
大学に一斉に作られました。
本学関係にも「（株）信州TLO」という組織があります。教職員が出資して
設立運営されていますが、理学部からの研究テーマの登録は全くありません。
産学の橋渡しとしては「サテライトベンチャーラボラトリー」というのも今年
設立されました。国立大学法人となった信州大学の在り方にも参考になるお話
で、活発な意見交換もできました。
次回総会は東京で開く予定です。奮ってご参加下さい。尚、総 ∩
会の様子や講演内容については「物理会」の以下のHPをご覧下さ ⊂○⊃
い。 ∪
(http://www.insatell.co.jp/physics/) ∞ｌ∞
……………………………………………………………………………………………
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┃第┃７┃回┃信┃州┃大┃学┃物┃理┃会┃総┃会┃＝┃審┃議┃事┃項┃
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去る5月22日（土）午後0：00より、信大理学部講義棟と旭会館で開催されま
した総会で、事務局から提案された「審議事項」と「会計報告」です。
いずれも承認されました。
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【審議事項】
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(1) 決算報告／会計監査報告／予算案
(2) 平林喜明会長の任期満了にともない、新会長に楠秀恵氏（文理７）を選出
(3) 会則第３章第５条の一部改定（詳細下記）
《改定前》
［1］会 長 １ 名
［2］副 会 長 若干名
［3］顧 問 若干名
［4］相 談 役 若干名
［5］事務局員 若干名（事務局長1名を含む）
［6］会計監査委員 ２ 名
《改定後》
［1］会 長 １ 名
［2］副 会 長 若干名
［3］名 誉 顧 問 若干名
［4］顧 問 若干名
［5］相 談 役 若干名
［6］事務局員 若干名（事務局長1名を含む）
［7］会計監査委員 ２ 名
(4)名誉顧問並びに顧問の推薦
現顧問の松崎一先生、並びに宮地良彦先生に名誉顧問就任をお願いする。
青木治三氏、竹村一司氏、並びに平林喜明氏に顧問就任をお願いする。
(5)役員構成は次のようになりました
●会 長 楠秀恵（文理７）
●副会長 根建恭典（文理9）、飯沼和男（3S）
●名誉顧問 松崎一（元教官）、宮地良彦（元教官）
●顧問 青木治三（文理1）、竹村一司（文理2）、平林喜明（文理6）
●相談役 -----
●事務局長 武田三男（4s）
事務局［企画］福井 眞（3s）
事務局［総務］三上浩佳（文理10）
事務局［会計］清水邦男（文理11）、近藤一郎(12s)
事務局［総会/名簿］小西義雄（2s）、石田悟己（19s）
事務局［WEB］高藤惇（2s）
●会計監査 松原正樹（文理10）、三枝成男（文理10）
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【会計報告】 2003年度収支決算報告 （2003年4月〜2004年3月）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（省略）
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▲2003年度決算を上記の通り報告いたします。 2004年4月22日
会計／清水邦男 近藤一郎
▲以上監査の結果正確であることを確認いたしました。
監査／松原正樹 三枝成男
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…………………………………………………………………………,--………………
来・年・度・ ／ ＼、
□■ ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ □■□ Ｖ・ ・Ｖ ─┐
□■ ┃第┃８┃回┃信┃州┃大┃学┃ □■□ ┌ω人=♀=ノω┐│
□■ ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┓ □■□│お し ら せ │/
□■ ┃物┃理┃会┃総┃会┃に┃つ┃い┃て┃ □■□└──────┘
□■ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ □■□
松本と東京で交互開催の物理会総会は、来年2005年は東京で開催されます。
準備にあたってくださる幹事が以下の４名に決定しました。
■三上浩佳（文理10）：群馬県桐生市在住 yoshi.nishiki@nifty.com
■小西義雄（理２S） ：神奈川県藤沢市在住 MAG01456@nifty.ne.jp
■丸山博見（理４S） ：神奈川県横須賀市在住 Hiromi.Maruyama@gnf.com
■土居芳行（理91S） ；東京都八王子市在住 doi@aecl.ntt.co.jp
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皆 様 へ 事務局［総会/名簿］担当 小西義雄（理２S）
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11月3日、第８回信大物理会総会の幹事会を開催しました。打ち合わせの
内容をご報告します。会場、講演者への予約や依頼は終わり、日時・場所
・講演者は下記で決まりです。ぜひとも、ご参加ください！！
場所：東京 八重洲口 ニュートーキョー
出席者：根建（文理9）、松原（文理10）、三上（文理10）、高藤（2S）
丸山（4S）、近藤（12S）、小西（2S） ＜敬称略＞
■主要な打合せ内容
１．開催日：２００５年５月２８日（土）午後
２．会 場：大手町サンケイプラザ
３．講 演：青木治三氏（文理１：地震学/名古屋大学名誉教授）
４．会員への案内状発送：３月ころ
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┃辻┃村┃瑛┃先┃生┃・┃叙┃勲┃の┃お┃知┃ら┃せ
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◎この秋の叙勲で、辻村瑛先生（79・信州大学名誉教授）に「瑞宝中綬章」
が授与されました。旧統計研究室の呼びかけで、12月11日（土）に浅間温泉み
やま荘において、先生を囲んだお祝いの会が開催されます。
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┃信┃大┃東┃京┃同┃窓┃会┃の┃お┃知┃ら┃せ
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◎文理/理学/人文/経済をはじめ全学部を網羅するオール信大の「東京同窓
会」が次のように開催されることになりました。我が国ナノテクの第一人者、
遠藤守信教授の記念講演が予定されています。詳細については、幹事をされて
いる近藤一郎さん(kondo-i@trust.ocn.ne.jp)にお尋ねください。
■日時：２００５年２月５日（土）１５；００〜１９：３０
（1）記念講演「野原の奥、科学の先」 信大工学部・遠藤守信 教授
（2）大学の現状と将来への取組み 信大学長・小宮山淳 教授
（3）懇親会
■会場：アルカディア市ヶ谷（旧私学会館）
千代田区九段北4-2-25 TEL 03-3261-9921
■会費：10,000円
■申込み：FAXの場合は 0426-64-0953 事務局春日宛（出欠は年内に）
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□■□ ２００４春 信大物理卒業・修了生の進路状況 □■□
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●学部卒業生／38名 →進学24名 →就職10名
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《進学先》信州大学大学院(13) 北海道大学大学院(2) 東北大学大学院(2)
筑波大学大学院(2) 東京工業大学大学院(1) 名古屋大学大学院(3)
神戸大学大学院(1)
《就職先》長野日本ソフトウェア（株） 鈴鹿高等学校 松本日産自動車（株）
群馬銀行深谷支店 キャノン電子（株） 皇學館大学 山梨県職（工業技術セ
ンター） 黒羽ニコン （株）フルキャストテクノロジー （株）ルビコン
●大学院前期課程修了生／12名 →進学3名 →就職6名
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
《進学先》信州大学大学院（後期）(2) 北陸先端技術大学院大学(1)
《就職先》山二発條（株） NECソフト（株） ジェイアールﾙ東日本情報シス
テム（株）（株）キャノテック 日本フィッツ（株） ジャパン・アウトソー
シング
●大学院後期課程修了生／1名 就職1名 ┳ξ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ●●●
《就職先》大阪大学超伝導フォトニクス研究所萩行研究室 ●●
●
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┃信┃大┃で┃の┃研┃究┃成┃果┃＆┃Ｔ┃Ｌ┃Ｏ┃関┃連┃記┃事
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理学部に限らず、信州大学各学部における研究成果を報じている
記事の一端を、信濃毎日新聞WEB版より抜粋しました。
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１．透ける圧縮木材開発 厚さ0.3ミリ 強度は金属並み ▼11月17日（水）
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信大工学部（長野市）の北沢君義教授（塑性加工学）の研究グループが、光
を透過する性質を持つ新しい圧縮木材を開発、十六日までに特許申請した。金
属並みの強度があり、金属より軽いのが特徴。暗闇の中で光る家具やバックラ
イトで光る携帯電話のボタンなど幅広い活用が見込め、実用化を目指す。
薄い圧縮木材の製造を研究する過程で、新素材の製法を発見した。縦四セン
チ、横八センチ、厚さ一・二ミリの木材を、五十トンの圧力で、厚さ〇・三ミ
リまで縮める。圧力で壊れた木の細胞のすき間を、流れ出した透明のやにが埋
めて、乱反射する空気の泡がなくなるため、光を通すようになるという。
これまでスギ、ヒノキ、カラマツ、アカマツなどで実験に成功。乾いた木を
鉄枠にぴったり詰めて圧縮した後、百―二百度で加熱処理する工程で、高度な
技術は必要としないという。水を一とした場合の新素材の比重は一・三で、軽
量とされる二・七のアルミニウムや、一・七のマグネシウムよりも軽い。
、∩∩ 北沢教授は「曲げ強度はプラスチックやアルミよりも高い。加
⊂田田⊃ 工もでき、家具や家電製品などで環境に無害な部材として使える。
⊂田田⊃ 間伐材の有効利用にもなる」と話している。今後、産業界の連携
／∪∪ 先を探しながら、実用化に向けた研究を続けていく。
(http://www.shinmai.co.jp/news/20041117/mm041117sha8022.htm)
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２．新構造の色素太陽電池 信大のグループ、開発に成功 ▼9月28日（火）
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信大繊維学部（上田市）の鈴木栄二教授（材料プロセス工学）の研究グルー
プが二十七日、新構造の色素太陽電池を開発したと明らかにした。ナノテクを
活用して色素の吸着量を増やし、発電性能を高めた。将来は製造コストを、半
導体利用の太陽電池の八分の一程度に抑えることができ、火力発電と対抗でき
る可能性があるという。
色素太陽電池は、太陽の光を浴びた色素が分子単位で出す電子を電流として
使う仕組み。一九七〇年代に考案された。
今回、マイナス極だけで発電していた従来の色素型を改良。酸化ニッケルを
特殊な活性剤を使ってナノレベルで粒子化、その粒子に大量の色素を吸着させ
てプラス側に付け、両極を別々の太陽電池とする仕組みで性能を向上させた。
電気を起こす性能の一つ「開放電圧」で色素型では世界最高の〇・九二ボル
トを達成した。これまでの最高は九一年にスイス連邦工科大が出した〇・八ボ
ルトで、十年以上、世界の研究機関が電圧を上げる技術を模索していた。
従来の民生用太陽電池の発電効率は約１０％。今回開発した物は試作のため
２％と低いが、理論的には１５％まで上げられるという。今回開発した製造方
法は簡単で、生産コストは、半導体利用の従来品の一ワット当たり四百円に対
し、将来は五十円程度に下げられるとしている。
鈴木教授は「効率アップとコスト低下を模索して、将来、火力電力に対抗で
きるレベルを目指す。薄いためフィルム化も可能で応用範囲も広いと考える」
と話している。
研究は、文部科学省が進める産学連携の知的クラスタ ＿＿
ー事業の一環で、特許を出願済み。効率向上のほか、耐 _／□□＼＿
久性の検証やパネルの大型化などが課題で、実用化に向 │−−−−-¶
けて、保土谷化学工業（川崎市）とＫＯＡ（伊那市）が ∞∞└◎−−◎-┘
協力することが決まっている。
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３．がん治療薬でベンチャー 信大医学部 製品化目指す ▼9月2日（木）
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信州大学医学部（松本市）は一日、副作用が少ないがん治療薬の開発、製造
を目的とするベンチャー企業「アネロファーマ・サイエンス」（本社・東京）
を設立した、と発表した。信大発のベンチャーは六社目で、医学部では二社目。
信大の研究成果を活用、二〇一〇年の製品化を目指し、薬効や毒性の研究を進
める。
藤森実助教授、谷口俊一郎教授、天野純教授が役員として参加。社長には、
大学発バイオベンチャーへの投資が専門のウオーターベイン・パートナーズ
（東京）の黒石真史社長を迎えた。
従来の抗がん剤は正常な細胞も壊し、遺伝子治療で使うウイルスも人体に悪
影響を与える恐れがある。藤森助教授らは、がん組織内の酸素が正常な組織よ
り少ないことに着目。低酸素の環境を好み、人体に無害のビフィズス菌に、が
んを治すタンパク質を作る遺伝子を組み込んだ。新薬はこの技術を応用、がん
組織の中だけで働くという。
藤森助教授と天野教授は日本、米国、カナダで特許を申請中。認可されれば、
新会社が特許権を買い取る方針だ。
⊂＠⌒⌒＠⊃ 新会社は資本金七百七十五万円。来春までに、三億七千五
)┓ ┓| 百万円を目標に投資会社から投資を募る。研究は信大の施設
( Ｙ 人 や外部に委託する。藤森助教授は「遺伝子組み換えには法律
上の問題もあり、慎重に進めたい」と話している。
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┃た┃ず┃ね┃び┃と
┗━┗━┗━┗━┗━
◎次のようなメールが届きました。おこころあたりの
ある方は、ぜひとも連絡なさってください。
昭和３６年に信州大学医学部に入学し、当時文理学部に同年に入学しました
中に北沢和雄さんがいました。現在どうしておられれますか。確か長野県の高
校の先生をしておられましたが。
（医）谷掛整形外科 谷掛駿介 o 。
〒630−8411奈良市神殿町６４４−１ .;;;. ＿
電話：０７４２−６２−７５７７ [| | )(
ＦＡＸ：０７４２−６２−８２６１ | | ( )
e-mail：owner@tanikake.com `---' ￣
ホ−ムページ：http://www.tanikake.com
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
□■新たに┃同┃窓┃会┃員┃登┃録 された面々のプロフィール
□■改めて┗━┗━┗━┗━┗━┗━ （順不同＝到着順）
□▲会員登録のページ：
----------------------------------------------------------------------
＼ ｜ ／ ◎ホームページ上の「会員名簿」をみるには、パスワードが必
― ◯ ─ 要です。パスワードは、会員登録時の返信でお知らせしています。
／ ｜ ＼ 忘れた方は、事務局WEB担当(makoto@insatell.co.jp)まで。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
（省略）
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◎住所、メールアドレスなどに変更が出た場合は、「同窓会員登録」から再
度ご連絡ください。
◎現在メールアドレスが確認できている会員は百数十名です。「会員名簿」
に載っていないか、または載っていてもメールアドレスの欄に記載のない卒
業生をご存じの方は、その方に当会のことをご連絡いただければ幸いです。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
／＼ ☆
│○│ ◎当「信州大学物理同窓会メール会報」は当面、隔月刊〜季刊
│ │ ていどで発行されています。
／| |＼ ◎みなさんの“投稿”が頼りです。お待ちしています。ご意見、
￣￣￣￣ ご提案、ご感想、叱咤、激励、企画など、お寄せください。
||||
￣/￣/￣/￣/￣/￣/￣/￣/￣ ◎編集雑記◎/￣/￣/￣/￣/￣/￣/￣/￣/￣/￣
●まず、諸般の事情からメルマガ『会報』の発行が遅くなりましたことをお詫
__＿＿_ び申し上げます。ようやく、来年の第８回総会（東京開催）の幹
|.-----.| 事さんのメンバーが決定して準備が動き出しました。幹事担当学
||∂.∂|| 年は理学部の場合、２S→３S→４Sと繰り下がっていくことにな
||_ ▽_|| っています。今回は４Sの番で、丸山博見さんが快諾してくれま
`--)-(--` した。また、若手を代表して91Sの土居芳行さんも加わってくれ
[＿＿＿o] ました。文理のベテラン三上浩佳さんのご指導のもと、事務局か
ら参加の小西義雄さんの存在も心強く、ほぼ鉄壁の布陣では・・。
来年5月28日（土）開催の『物理会総会』には、ぜひとも顔を見せてください。
●ことし春に卒業または修了した物理科生の進路状況をまとめてみました。一
見して気付くことは、学部卒業生の（大学院）進学者がたいへん多いこと。ほ
ぼ６割に達しています。大きく様変わりしていることを痛感しました。（T）
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■■■■■ MAILMAGAZINE BULLETIN 『信大物理同窓会報』0010号 ■■■■■
●2004年12月1日 編集・発行／信大物理同窓会事務局
《編集委員》松原正樹（文理10）高藤惇（2S）
（当メルマガ会報は《表示》→《文字のサイズ》→《等幅》でご覧ください）
┌──┐ (http://www.insatell.co.jp/physics/)
│＼／│ (makoto@insatell.co.jp)
└──┘
|
まで。