[ 信大物理同窓会報0023号 ] |
・。・゜☆・゜・。・☆ ・。・゜☆・゜・。・☆ ・。・☆・゜・。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ≪≪≪≪≪≪ ●メルマガ会報0023号 2008年9月27日配信● ≪≪≪≪≪≪≪≪ ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ ┃信┃┃州┃┃大┃┃学┃┃物┃┃理┃┃同┃┃窓┃┃会┃┃報┃ ┌─┐┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ ┌─┘○└─┐ │田田田田田|──┐■━━■編集・発行/信大物理同窓会事務局■━━■ │田田田田田|田田| (http://www.supaa.com/) │田田田田田|田田|〒390-8621松本市旭3-1-1 信州大学理学部物理教室内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■「旧文理学部物理学科」+「理学部物理科学科」OB&学生と教員の会■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (当メルマガは《表示》→《文字のサイズ》→《等幅》でご覧ください)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○-- 8月に当会の楠会長が急逝されました。生前のご --○ ∩ ○-- 厚情に深く感謝し、ご冥福をお祈り申しあげます。--○ ⊂○⊃ ○-- さて秋を迎え、本学では画期的なイベント「環境 --○ ∪ ○-- としての宇宙から地表まで」が開催されます。そ --○ ∞l∞ ○-- んな案内から、宮地先生の新連載ほか学生からの --○ ∞l∞ ○-- メッセージなど、盛り沢山の内容でお届けします。--○ 【 I ・ N ・ D ・ E ・ X 】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◇ 楠秀恵氏を偲ぶ (「故楠秀恵氏を偲ぶ会」のご案内) ・・・・根建 恭典 ◇ 第12回信州大学物理会総会について ・・・・・・・・・・・・・・事務局 ◇ 「第11回信大物理会総会」の審議事項/会計報告・・・・・ 事務局各担当 ◇ イベントご案内 ◎地域連携フォーラム「環境としての宇宙から地表まで」 ◇ 新連載第1回【信州大学への追想】“あの日あの頃” ・・・・宮地 良彦 ◇ 『超高速テラヘルツ波品質管理センサーの開発』が 科学技術振興機構・機器開発プログラムに採択!! ・・・・・武田 三男 ◇ 冊子の刊行 ◎『信州で学ぶ−信州大学理学部教員からのメッセージ』 ◇ 在学生からの声(メッセージ) ◇ 【OB/OGの現場から】第6回 〜「原子核物理の成果の平和利用に向けて」・・・・・・・・大塚 直彦 ◇ 本会MLを使った温室効果に関するアンケートに参加して ・・・岩田 真 ◇ <再録>「同窓会費」は終身会費として1万円『会計細則』決まる! ◇ 編集雑記 ====================================================================== ■ 楠秀恵氏を偲ぶ ■ ---------------------------------------------------------------------- 根建 恭典(文理9/信州大学物理同窓会副会長) ---------------------------------------------------------------------- 、∩∩ ⊂田田⊃ 謹んで、楠先輩の御霊に献げます。 ⊂田田⊃ /∪∪ 私が初めて、楠秀恵氏の話を聞いたのは、思誠寮での豪快、 な蛮勇に関する風評でした。そして直接本人にお会いしたの は、同じ富山県出身者の信大富山県人会でした。そして翌年、 物理科を選考して、最上級生に在籍しておられました。但し、永年の在籍にて、 学校にはほとんど出てこられず、下宿に良く遊びに行ったことを思い出します。 そこには寮での蛮勇は、想像出来るものでは無く、人間味に溢れる姿に惹か れるものを感じ、良く友人とたびたび遊びに行ったものでした。しかし、楠秀 恵氏の魅力は、私には理解できず不明であるが、私には無い素晴らしい物を持 っておられることを感じ、卒業後も東京のご自宅を訪ね、大阪に転勤後は大阪 のご自宅に、また広島で社長しておられる折には、広島まで押しかけては大酒 を飲んで話しを聞きましたが、それでも魅力を捕らえることは出来ませんでし た。 その後、思誠寮のOB会である「駒草会」に参加して、何かを聞き取ろうと30 数年身体に吸収しようと頑張ってきたが、まだはっきりと理解されていない。 この間、先輩が寮時代の蛮勇に近い話を自身の言葉で、数限りなく聞きまし たが、真実みに欠ける部分が頭に残りました。近年、「俺はノーベル賞受賞者 (田中耕一)の先輩だから」と良く言われていましたが、政財界に多くの傑物 を輩出している富山中部高校の出身であり、この事実を考えるのに氏の蛮勇話 は、先輩の創作作品であったのではないかと思うのでした。 氏が亡くなって、今感ずるのは、自身は言動を通して、ありもしない蛮勇を 語り、江戸っ子の美学「粋」に人と世間とに付き合った方ではなかろうかと感 じております。 楠さん、どうか安らかにご永眠ください。後輩を代表して、謹んで哀悼の意 を表する次第であります。 合掌 ---------------------------------------------------------------------- 「故 楠 秀恵氏を偲ぶ会」のご案内 ---------------------------------------------------------------------- 拝啓 朝夕はめっきり涼しくなりました。皆様にはご健勝にお過ごしのこと とお慶び申し上げます。 楠氏は平成20年8月15日午後6時24分急性心不全のため逝去されました。午前 中ゴルフの練習に行き、夕方胸が痛いと言うので救急車の手配をしましたが、 救急車が着いた時にはすでに心肺停止状態セあったようです。救急医と救急隊 員の懸命の救急治療にもかかわらず甦生せず、死亡が確定したものです。氏は 76歳でありましたが、月数回のゴルフと毎週の練習を欠かさず極めて元気であ り、このような急死など思いもよらない事でありました。謹んでご冥福をお祈 り致します。 氏は思誠寮のOB会とも言うべき「駒草会」を創設し、創設以来永く会長をつ とめその発展に寄与いたしました。駒草会が現在あるのは氏の功績によるもの であります。駒草会の命名は氏がイケチンこと元信大学長池田雄一郎先生にお 願いしてつけて頂いたものであります。また、氏は物理会会長として後輩の面 倒をよくみてきました。 氏のありし日を偲んで語らいの時を持ちたく、下記の通り「偲ぶ会」を計画 致しました。何卒お繰り合わせ頂き、ご参集下さいます様お願い致します。な お、駒草会員でグリーンジャケットを持っている方は原則としてグリーンジャ ケット着用でご出席下さい。 なお、返答は10月10日必着でお願い致します. 合掌 記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1.日時:平成20年10月19日(日)15:00〜17:00 2.場所:松本グリーンホテル(松本市深志1−5−14 TEL:026・335−1277) 3.会費:10、000円 4.宿泊:松本グリーンホテル 希望者は申し出て下さい。 人 ▼発起人 / \ ※ 根建恭典 伊東史博 小原 武 中村和夫 (∴∵∴)※※ 小林 実 前山浩伸  ̄ ̄ ̄※※ ●申し込み・ご連絡は根建さんまで:TEL 042-482-0437 TEL:092-3107-0586 …………………………………………………………………………………………… ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ==┃第┃12┃回┃信┃州┃大┃学┃物┃理┃会┃総┃会┃== ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ 12回総会の幹事が決まりました。清水邦男(文理11)、上条弘明(9S)、志 水久(91SA)の各氏です。総会の日にちは、来年(2009年)6月6日(土)、 大学創立60周年記念の「ホームカミングデー」に合わせて、この日に開催する ことが決まりました。場所は、松本市旭町の信大理学部にて。理学部同窓会が 昼食会を企画していますので、今回「物理会総会」は講演や懇親会は実施せず、 総会のみ午前中に行う予定です。「ホームカミングデー」と理学部同窓会のス ケジュールが流動的なため、現在のところ開催時刻は決まっていません。詳細 は決まり次第、お知らせいたします。 ====================================================================== ┃イ┃ベ┃ン┃ト ┃ご┃案┃内 ┗━┗━┗━┗━ ┗━┗━┗━ ◎信州大学 地域連携フォーラム2008「環境としての宇宙から地表まで」 ---------------------------------------------------------------------- ●武田学部長になって初の、理学部発の意欲的なイベントが開催されます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ 日時:10月11日(土) 9:40-16:30 ■ 会場:信州大学理学部 (松本市旭3-1-1) 理学部C棟大会議室(第1・2部) 理学部C棟1・2Fロビー(第3部) 理学部A棟多目的ホールおよびウッドデッキ(交流会) ■ 対象: 一般の方、企業の方、学生 ■ 参加費:第1部〜第3部 無料、第4部の交流会 3000円 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ 主催:国立大学法人信州大学 ■ 共催:(株)信州TLO ■ 主管:信州大学理学部、 信州大学地域共同研究センター、信州大学SVBL、 信州大学産学連携推進本部 ■ 後援:長野県、松本市、 (財)長野県テクノ財団 ■ 協賛: 信濃毎日新聞社、 朝日新聞長野総局、 毎日新聞長野支局、 読売新聞長野支局、 産経 〜〜〜〜〜 新聞長野支局、 日本経済新聞社長野支局、中日 \______/ 新聞長野支局、 市民タイムス、 NHK長野放送局、 / \、 SBC信越放送、NBS長野放送、 TSBテレビ信州、 o。 _/} ,\ テレビ松本ケーブルテレビジョン、 <')_><{ l abn長野朝日放送 (順不同) \ ` `/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ プログラム ◆開会式 挨拶:9:40-10:00 学長、CRCセンター長、理学部長 ◆第1部 サイエンスとしての環境:10:00-12:00 ▼基調講演 I:10:00-10:50「エアロゾルや黄砂の長距離輸送 環境影響 問題とのかかわり」岩坂泰信(金沢大学フロンティアサイエンス機構 特任教授) ▼基調講演 II:10:50-11:30「宇宙環境と地球:宇宙線でみた宇宙環境」 宗像一起(信大理・物理科学科 教授) ▼パネルディスカッション:11:30-12:00 コーディネーター:尾関寿美 男(信大理・化学科 教授) パネリスト:岩坂泰信、宗像一起 ◆第2部 人をとりまく環境:13:10-14:40 ▼環境への取り組みについての報告:13:10-14:30 パネリスト:田中規久(セイコーエプソン・経営戦略室地球環境推進部 部長)市川洋光(松本市役所・環境清掃課 課長補佐)藤山静雄(信大 理・生物科学科 教授)福島和夫(信大理・物質循環学科 教授) ▼パネルディスカッション:14:50-15:30 コーディネーター:塚原弘昭 (信大理・物質循環学科 教授) パネリスト:田中規久、市川洋光、 藤山静雄、福島和夫 ◆第3部 パネル・ブース展示と研究室公開:13:00-16:30 ◆第4部 交流会 :17:00-18:30 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ お問合せ:〒390-8621 信州大学理学部総務グループ(庶務) TEL 0263-37-3142、FAX 0263-37-2438 E-mail:risyomu@ shinshu-u.ac.jp ====================================================================== ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ 【信州大学への追想】┃“┃あ┃の┃日┃あ┃の┃頃┃”┃ 新連載第1回 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ ■ 文 理 学 部 着 任 の 頃 ■ ---------------------------------------------------------------------- 宮地 良彦(信州大学名誉教授・物理同窓会名誉顧問) ---------------------------------------------------------------------- 《 まえがき 》 ●● 同窓会事務局の高藤惇君から「信州大学物理同窓会報」への ●※● 原稿を依頼され、これも老人の役目と言い聞かせて、お引き受 ●\§ けすることにしました。ただし私が信大に着任した昭和36年 ∞\ 以前の文理学部については、すべて伝聞によるものであること をお断りしておきます。(以下文中の肩書は当時のもので、敬 称は省略いたします。) ---------------------------------------------------------------------- 信州大学文理学部は、昭和24年新制大学の発足に伴い、旧制松本高等学校 を母体として設置された学部である。以後昭和41年に信州大学の機構改革に より人文学部、理学部に改組されるまでの間、信州大学各学部の一般教育を担 当すると同時に、人文、社会、自然の3専門分野にわたる多くの人材を送り出 してきた。 私があがたの森の物理教室に着任したのは昭和36年(1961)4月のことである。 旧制松高以来30数年在任された向井教授がこの年の3月定年退官され、教官は これも松高時代からの松崎一、新制大学からの竹村寿二のお二人と私のほか、 実験助手を含めてわずか4名というこじんまりとした組織であった。 当時の文理学部は、旧制高校時代の建物をそのまま残した校舎で、文献も乏 しくこれといった実験機械もなかったが、私は理論屋だから外部との共同研究 でことがすむのでそれ程苦にならない。ただひとつ無理を言って論文作成用の 英文タイプライターと、当時3万円近い大型安楽椅子を買ってもらった時には、 池田雄一郎学部長がのぞきに来て、「ほう、これが3万円の椅子かね」と言わ れ、「私の思考実験の機械です」とキザな返事をしてしまった。 着任してまず戸惑ったのは講義の準備とその進め方である。大学卒業以来13 年間勤務してきた広島大学の理論物理学研究所では、広島大學の大学院生との 討論以外全く学生に接したことがなく、講義経験も皆無であった私は、「カリ キュラムって何ですか」と質問して松崎先生を当惑させた。 いきなり担当をさせられることになった授業は、専門課 ⌒/\ 程の量子力学、電磁気学、原子物理学、相対性理論、医学 -/| \ ⌒⌒ 進学課程の物理の計5科目、他に4年生へのゼミナールで /_|___\ ある。電磁気と医進の物理には教科書を使ったが、量子力 __L____ 学の講義ノートは湯川先生の講義を参考にして作成、相対 \_____/〜〜 性理論は自前で考えた。 〜〜〜〜〜〜 何年かの間にどちらも何度か改定して書き換えたが、特に広島時代愛読した ランダウーリフシッツの場の古典論を簡略化して作成した相対論の講義は少し 難しすぎたらしい。新米教師は1コマ90分の授業でどれだけしゃべれるのか、 1年分でどれほどになるのか全然見当がつかないから、進度についても一喜一 憂する。ただ医進課程の60名を除けば、物理学科の学生は全部でも10人程度で 講義というよりゼミに近いから、緊張感はないのが救いであった。 こうして始まった文理学部での教師生活の楽しみの一つは若い学生諸君との 接触であった。新入生歓迎や卒業生とのコンパでは、「道端で寝ると凍死しま すよ」と言われながら、信州特有の 「馬刺し」 や 「馬すき」などでつい呑み すぎることも多く、二日酔いのもうろうとした頭で講義するから、「AとBと はひとしい」という所を舌がまわらず「AとBとはいとしい」と言ったりして、 教室中が大笑いになる。今なら「フランス語で発音したんだ」と逃げるところ だが、講義はしょっちゅう立ち往生する。物理専攻の学生もしだいに増えてき たのだが、特に女子学生はなぜかそのほとんどが私のゼミに入ってきた。 4年生のゼミでは、主に量子力学を取り上げた。シフ、ランダウーリフシッ ツ、ディラックの英書、パウリのドイツ語など、かなり高度な内容にも関わら ず全員よく頑張ってくださった。 他学科の教官ともお近づきになるにつれて、松本という街の良さがだんだん 分かりかけてきた。特に秋の山々の原色の絵の具をぶちまけたような見事な紅 葉と、冬の朝のアルプスのモルゲンロートの息を呑むような美しさは、瀬戸内 海の単調な景色を見慣れた私には、文字通り目を洗われる思いであった。南国 育ちの私は冬の寒さが大の苦手であるのだが、「寒いぞ、インクが凍るんだぞ」 と京大時代の友人にさんざん脅かされた松本の寒さにもしだいに慣れてくる。 だるまストーブの薪の配給は1日2束と決められていたがそれではもちろん 足りないから、実験助手にけしかけて用務員室横から持ってこさせ、こっそり 床下にため込んでおく。朝研究室のストーブを焚きつけて部屋が暖まってくる と、それまで凍っていた水道の鉛管が突如破裂して、部屋中が水浸しになるこ ともしばしばであった。こういう県の森の生活にもしだいに溶け込んで、着任 2年目には補導委員をやらされ、思誠寮の中毒事件を巡って「学生の本分は勉 強にあるから、責任は管理する学校側にある」と主張する炊事委員に対して、 旧制八高時代の経験から、「そんなことなら炊事委員をやめてしまえ」とやり あったのも思い出のひとつである。 (以下次号) ====================================================================== ■ 『超高速テラヘルツ波品質管理センサーの開発』が ■ ■ 科学技術振興機構・機器開発プログラムに採択!! ■ ---------------------------------------------------------------------- 武田 三男(理学4S/信州大学理学部教授・学部長) ---------------------------------------------------------------------- 信州大学理学部発ベンチャー先端赤外はこのほど谷正彦福井大教授と申請し ていました本年度の科学技術振興機構「先端計測分析技術・機器開発事業」の 機器開発プログラムに採択されました。(2008年9月3日) 開発課題は『超高速テラヘルツ波品質管理センサーの開発』です。これは、 製造現場における積年の課題である非破壊、非侵襲、非接触での全製品検査を テラヘルツ領域の電磁波により可能にするための超高速テラヘルツ波品質管理 用センサーの開発です。 その応用分野はテラヘルツ波を透過するさまざまな工業製品の品質管理、医 療診断応用、危険物の探索、農作物中の水分測定などに幅広く展開されると期 待されています。理学部からは、物理科学科テラヘルツ分光研究室の宮丸文章 助教が開発研究に参加します。 ---------------------------------------------------------------------- 《 解説 》 株式会社先端赤外は、西澤誠治社長(理学部教育特任教授)とテラヘルツ分 光研究室の武田三男教授が2004年に科学技術振興機構のプレベンチャー事業の 助成により設立された信州大学理学部発ベンチャー企業です。その技術が評価 されて、2005年度「東京都ベンチャー技術大賞」の大賞を受賞しています。 なお、信州大学理学部化学科物理化学研究室も、吸着現象の測定機器メーカ ーである日本ベル株式会社と共同で、本年度の科学技術振興機構「先端計測分 析技術・機器開発事業」の機器開発プログラムに採択されています。 《 詳細 》 ■ 機器開発プログラム(領域非特定型) ■ 課題名『超高速テラヘルツ波品質管理センサーの開発』 【チームリーダー】 谷 正彦 福井大学遠赤外領域開発研究センター教授 【サブリーダー】 西澤 誠治 (株)先端赤外代表取締役、韮崎技術研究所長 ■ 研究開発内容 非破壊、非侵襲、非接触での全製品検査は製造現場における積年の課題です が、これに応える超高速テラヘルツ波品質管理用センサー(多チャンネル)を 開発します。本開発では、製薬会社と連携して、インラインでの異種薬剤・異 物混入検出のための品質管理センサーを目指し、独自サンプリング技術で超高 速化と、2桁以上の高感度化を図ります。その応用分野はテラヘルツ波を透過 するさまざまな工業製品に幅広く展開され得ます。 ■ 参加機関:(株)先端赤外 信州大学 ====================================================================== ┃理┃学┃部┃か┃ら┃冊┃子┃刊┃行┃の┃お┃知┃ら┃せ ┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━ ◎『信州で学ぶ−信州大学理学部教員からのメッセージ』 ---------------------------------------------------------------------- 信大理学部(松本市)は、同学部で授業を担当する教授らの研究テーマを高 校生に分かりやすく紹介した冊子『信州で学ぶ−信州大学理学部教員からのメ ッセージ』を発行した。 数理・自然情報科学科、物理科学科など6学科と山岳科学総合研究所の教授 や准教授ら、同学部で教える77人全員が寄稿。野尻湖(上水内郡信濃町)の 地底の堆積(たいせき)物から過去の気候変動を解明する、有機化合物を新た に作り構造や性質を調べるなど、それぞれの研究分野を説明。科学の道に進ん だ理由、将来の研究の夢なども記している。 同学部の同窓会が年2回出す会誌の中で、教員の研究テーマを紹介している ことから、昨年夏、同窓生の高校教諭らが高校生向けの冊子作成を提案。昨年 12月に編集委員会を設けた。武田三男学部長は「理工系の研究が面白いと思 うきっかけになれば」と話している。 ●/ 進路選択の参考にしてもらおうと、県内の全高校と全国の約60 /■ 0校に配った。A4判、173ページ。直接取りに来る場合は10 >\ 0円、郵送の場合は1500円で分ける。問い合わせは同学部(電 話:0263-37-3142)へ。(信濃毎日新聞WEB版一部抜粋) ====================================================================== □■□□■□ ┃在┃学┃生┃か┃ら┃の┃声(メッセージ) □■□ ┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━ ---------------------------------------------------------------------- 同窓会員でもある在学生の皆さんにも参加していただこうと、在学 生からの投稿コーナーを設けることになりました。第1回めの今回は、 ことし入学の4名から。ういういしい期待と抱負が述べられています。 ---------------------------------------------------------------------- ■ 信州大学物理科の魅力とこれからの自分 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 伊橋 諒(理学08S) 31JUL.2008 ---------------------------------------------------------------------- 僕が信州大学物理科学科に入学したのは、幅広い分野の物理学の知識を確実 に身に付けられる教育カリキュラムや、以前から興味を持っていた宇宙物理学、 素粒子物理学を学ぶ機会が多く得られる環境に強く惹かれたためです。物理科 学科の理念としても挙げられているように、様々な自然現象に潜む原理や法則 を明かしていくことにより自然を理解する学問である物理学には、知識の所有 だけではなく自由な発想力や豊かな創造力が必要とされています。それらの力 を伸ばしていくために物理科学科では、講義によって知識を得るだけでなく、 実験の授業を多く行うことによって、より実践的な能力を向上させることに力 を注いでいるということも魅力の一つだと思いました。 (以下全文は:http://www.supaa.com/pages/gakusei.html ) ---------------------------------------------------------------------- ■ 私が信大で物理を学ぶのは… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 後藤 裕平 (理学08S) 31JUL.2008 ---------------------------------------------------------------------- 私が信州大学の理学部物理科学科を受験した理由、それは長野のきれいな山 々に囲まれた大自然の中で物理という自然界の原点を学べるということは、勉 強するためにはとても良い環境であると思ったということが大きな理由の1つ です。 (以下全文は:http://www.supaa.com/pages/gakusei.html ) ---------------------------------------------------------------------- ■ 物理科学科入学にあたっての想い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 岡本 理奈(理学08S) 30JUL.2008 ---------------------------------------------------------------------- 信州大学理学部物理科学科へと入学し、大学で学び始めて早4ヶ月が経ちまし た。この度は同窓会報に物理科学科への進学動機等について寄稿させていただ く機会をいただきましたので、私が物理学の道を選ぶことになったきっかけや いきさつ、今後の意気込みなどについて書かせていただこうと思います。 (以下全文は:http://www.supaa.com/pages/gakusei.html ) ---------------------------------------------------------------------- ■ 信州大学に入って ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 松林 恵理 (理学08S) 29JUL.2008 ---------------------------------------------------------------------- 私が、信州大学理学部物理科学科に入学して、はや3ヶ月が過ぎた。大学生 活にも、一人暮らしにも、ようやく慣れたところだ。 しかし、正直に言えば、四月の信州大学入学式で、晴れやかな笑顔の同級生 の横で、私は第一志望の大学に不合格だったショックからまだ立ち直れておら ず、心からの大学入学の喜びにひたれなかったのである。私の第一志望の大学 への思い入れが、あまりにも強すぎたせいもあった。 (以下全文は:http://www.supaa.com/pages/gakusei.html ) ====================================================================== ┃O┃B┃/┃O┃G┃の┃現┃場┃か┃ら 《 第6回 》 ┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━ ■ 原子核物理の成果の平和利用に向けて ■ ---------------------------------------------------------------------- 大塚 直彦(理学24S/素粒子研究室・ウィーン在住) 14AUG.200 【国際原子力機関(IAEA)原子核科学・応用局 核データ分析官】 ---------------------------------------------------------------------- V ? 高校時代は生物部、信州大学理学部には地質で入り物理で (∵) 卒業。趣味はチェンバロやオルガンの演奏から旅行、山歩き、 \(@)⊃ スキー・・・と、とにかく幅の広さを感じさせる大塚さん。 〜〜〜〜〜〜 その職場も、国際色豊かな国際原子力機関(IAEA)です。 「核の番人」ともいわれ、核拡散防止の任務にあたるIAEAの 本部はオーストリアのウィーンにありますが、この大きな建物の家賃はたった の1シリングとか。お仕事の実態などについて綴っていただきました。 ( http://www.supaa.com/kikou/otsuka01.html ) --------------------------------------------------------------------- 私は1989年に信大に入学しました。最初の2年間を地質学科で過ごしてから、 物理学科に転学科し、4年生の時には素粒子研に配属されました。その後、博 士後期課程(とスキー場)がある北大に進学し原子核理論に関わることになりま した。同じ北大の素研に落っこちたからです。僕が修士の頃は寺澤さんが学位 取得のた めに北大に時々見えられていました。 先生のセミナーが終わってから札幌駅の地下のビアホールにご一緒させてい ただき、稚内行の急行に乗られる先生を見送ってから下宿に帰ったのも今とな っては良い思い出です。 さて、本シリーズ第1回「原子炉の中性子と向き合って」で、原子炉内の中 性子を追う方程式に、中性子の原子核に対する反応断面積 (あるエネルギーを もつ一つの中性子の一つの原子核に対する反応の度合いを示す物理量)の知識 が必要であることを丸山博見さんがお書きになりました。反応断面積をはじめ とする原子核の性質とその相互作用に関するデータ(核データ)は、原子力はも とより 医療など幅広い応用分野を持つ基礎データです。 また、宇宙の元素生成過程を 原子核物理の側面から研究する分野(宇宙核物 理学)でも、この核データの知見が欠かせません。元素生成では短寿命の原子 核が重要な役割を果たしますが、 理研を中心とする我が国の短寿命核の実験 技術は世界でもトップレベルにあり、 我が国の核データ分野が、今後大きく 元素生成過程の解明に寄与することが期待されています。 核データを第一原理から精度良く計算するのは現状では難しいため、まずは 加速器や原子炉などでデータを測定し、蓄積された実験データを核理論や統計 の知識により内外挿して得た評価済データが利用に供されます。そのため、過 去に蓄積の中から必要な実験データをいつでも取り出せるようにしておくこと が重要となります。 核データの測定には大がかりな装置と運転費用を必要とするものが多く、ま た自然に存在しない標的物質は非常に高価ですので、必要の都度測るというわ けにはいきません。そこで、各国が測定した核データを共通の規則に基づいて 電子化し互いに融通する、という取りきめが、東西冷戦の時代から40年以上に 渡りIAEAの管理下で実施されてきました。 私は学位取得後、北大と原研で合わせて7年間、実験データの蓄積とその評 価に関わり、その結果としてこの(2008年)2月にウィーンにあるIAEA本部に 転出することとなったものです。チロルをはじめスキーや山歩きのサイトに恵 まれたこの国で核物理出身ならではの仕事ができるようになったのは幸運なこ とでした。 汎用の核データベースは用途の多様さゆえ非常に広い対象を持ちます。入射 エネルギーは熱中性子を下限として10桁以上に及び、原子核と衝突する入射粒 子も陽子・中性子・原子核・光子と多岐にわたります。物理量も断面積、微分 断面積、偏極量など様々です。 これらのデータをそれを説明する必要十分な論文情報と _ ともに電子化するためには、物理量や誤差の定義、測定法 //\ などを論文から読 み取る必要があり、ここに核物理の研 / / 田\ 究者が電子化に関わる理由があります。 私の現在の主な / / \ 仕事は、各国から送られてくるデータファイルの妥当性を ~~~~~~~~~~~~~~~~ 原論文を参照しながら査読すること、また原子核実験の動 向に応じて、収集の方針 や規則を見直すことです。 各国の担当者には頑固な人も多く説得に苦労することも多いのですが、その ような議論から学ぶことも多いやりがいある仕事です。 データベースは最新の成果の蓄積を継続してその価値が持続します。昨今の ように、短期で成果がでる課題に集中的に投資がされる日本でこの種の事業を 継続するのは難しく、30年来継続されてきた日本からのデータ送信も極めて危 うい状況です。今の職場に移り日本のデータだけを扱う立場ではなくなりまし たが、欧米に並ぶデータ測定拠点である日本の成果が世界の研究者や技術者に 平和利用されるよう、今後ともサポートを続けたいと思っています。 また、同窓生の皆さんがウィーンにお越しの際には、どなた様もぜひご一報 ください。学部生・大学院生の皆さんの実習生としての来訪も歓迎します。 (IAEAの核データ事業については下記WEBサイト をご覧ください。) 以上 ● 関連WEBサイト ● IAEAの核データ事業(大塚さんが所属するセクション) ( http://www-nds.iaea.org/ ) ====================================================================== ■ 本会メールリストを使った温室効果に関するアンケートに参加して ■ ---------------------------------------------------------------------- 岩田 真(理学19S) ---------------------------------------------------------------------- o 2008年7月、本同窓会のメーリングリストを使って、温 ⊂二二⊃ 室効果に関するアンケートが勝木先生により行われました。 ⊂| |⊃ メーリングリストを使用してのこのような試みは、はじめ |___| てのことですので、アンケートの参加者のひとりとして簡 ()()()()() 単に報告させて頂きます。 本メール会報をご覧の方は、既にご存じのことと思いますが、7月13 日の深 夜、突然、勝木先生から地球温暖化問題に関するアンケートが届きました。ア ンケートの内容は以下のようのものでした。 ================================= ●大気中に温暖化ガス(温室効果ガス)が増えてくると (1)温暖化ガスが増えたために、地球が受け取る太陽光のエネルギーと 地球から宇宙に放出するエネルギーとの、量的バランスが崩れ、地球に取 り込んだエネルギーがだんだん貯まってくるので、温度が上がる。 (2)大気中の温暖化ガスが太陽光のエネルギーを蓄えて、温度が上がり、 その大気が地表(地面や海洋)を暖める。 (3)大気中の温暖化ガスが地表からの放熱を蓄え、その熱(の一部)を地 表に戻すので、地表の温度が上がる。 (4)その他の考え(具体的に) ================================= また、そのメールの最後にアンケートの目的として次のような説明も書かれ ていました。「実は最近、物理学会会員にも、温室効果ないし温暖化ガスによ る温暖化について、間違ったイメージを抱いている人がかなりいるらしいとい うことに気づき、アンケートを作って調べ始めているのです。」 1986年度より勝木先生は、物理学概論(後期)の講義で、物理学の視点から 環境のことを論じておられたとのことですが、私が勝木先生の物理学概論を受 講したのはその前年にあたる 1985年度で、そのころから先生はときおり講義 の中で、エントロピー的生命環境のを用いて、物理学の視点から環境のことを 論じておられました。 その講義の中で先生が、太陽からの入射光と地球の熱輻射の釣り合いを基に 上空大気の温度の算出を大変鮮やかに説明されたことを覚えています。特に、 太陽光は断面積、熱輻射は表面積で、それぞれ、授受されるので、その面積比 4が重要であるとの先生の説明は、今も印象に残っています。この面積比4と いうのは、球の断面積 πr^2 に対して表面積4πr^2 という意味です。強い 太陽光は断面積でエネルギーを吸収して、廃熱の宇宙への弱い熱輻射は4倍大 きい表面積で放出されており、熱の釣り合いを考える場合、この面積比4倍が 地球を快適な環境にするのに重要であると言う意味です しかし学部を卒業して20年以上、環境の問題を物理学の問題として考える機 会もなかったので、メールによるアンケートを大変懐かしく思い、同窓生のひ とりとしてアンケートに参加させて頂きました。 7月18日には、このアンケートに触発されて4S渡辺規夫さんが独自に上田東 高校の物理選択の3 年生を対象に行った同様のアンケートの結果がメールで 紹介されました。渡辺さんは、前記の項目の他に、 ================================= A 温暖化問題について、聞いたことがない(1人)、 B 聞いたことはあるがよくわからない(11人)、 C 聞いたことがあり関心を持っている(9人)、 D 聞いたことがあるだけでなくそれについて調べたことがある(3人) ================================= という設問項目を加え、前記の項目への回答 ================================= (1)13人 (2)4人 (3)6人 ================================= との相関も調べました。その結果は、温暖化のことに関心を持っていて、読 んだり調べたりしたことのある生徒が全員 (1) を選んでいたとのことでした。 7月22日の勝木先生からの集計結果のメールによれば、本アンケートは最終的 に7月21日24:00をもって締め切られ、それまでに 30 通の回答があり、最終結 果は、 ================================= (1)12.5人 (2)3人 (3)14:5人 ================================= であったそうです。このアンケートの正解として先生が思い描いておられた 回答は (3) とのことであり、回答した同窓生の約半数が (3) を選択したこと になります。 このアンケート結果に対する勝木先生のコメントは、上田東高校の生徒に対 するアンケート結果 (温暖化に関心を持っている生徒全員が (1) を選択) が 「世間一般の常識」であり、これに対比して、同窓生の回答者のほぼ半数が (3) を選んだことは、この信大物理同窓会MLの参加者全員が、大学で物理 学を学んでいるということがあるからかも知れません、と言う趣旨のものでし た。 本アンケートの結果は、環境問題を考える上で物理学的な考え方が重要であ ることを意味すると同時に、マスコミやインターネットから得られるようない わゆる環境に関する常識は、すべてが科学的事実として正しいわけではないと 言うことを示唆しているようにも受け取れます。 最近、環境の問題は、毎日のようにマスコミでも取り上げられており、多く の人々が重要であると感じているにもかかわらず、その議論や説明の多くがあ いまいな事実に依拠しており、感情論的な議論が先行し過ぎているように感じ ています。環境の問題は、全人類とその将来にとって大切な問題であるからこ そ、物理学を基にしたような科学的で正確かつ慎重な議論や判断が肝要である ように思います。アンケートは、そのことに関する同窓生への警告のようにも 感じられ、また、学生時代を思いだす良い機会であったようにも思います。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ====================================================================== <再録>■「同窓会費」は終身会費として1万円。『会計細則』決まる!■ ---------------------------------------------------------------------- 1.同窓会費は終身会費として1万円とする。一括払いを原則とするが、本 人からの申し出があった場合は事務局長が分割払いを認めることができる。 2.事務局長名で金融機関に同窓会の口座を設ける。事務局長が通帳・印鑑 を 管理する。会計担当がカードを管理して口座からの出し入れなどを行う。 3.在校生からの同窓会費徴収は、事務局が徴収日を決めて実施する。徴収 後、在校生の会費支払い者リストは、すみやかに会長ほか、会計担当および 関連事務局員に伝達する。 4.金融機関への振込み手数料は会員の負担とする。 5.会計担当は、年1回開催する総会を利用したり、メールで呼びかけたり して、 卒業生からの会費徴収に勤める。 6.毎年開催の同窓会総会における参加費の徴集など会計管理については、 その年の幹事が担当し、事務局が補佐する。必要経費は事務局から事前に仮 払いのかたちで支出できる。幹事は開催後しかるべく早く収支を事務局に報 告し清算する。 7.会計年度を4月から翌年3月とする。 ┳ξ 会計はすみやかに決算報告を作成 ●●● して会計監査担当から監査を受ける。 ●● ● 8.本細則の改正は総会で行う。 ┏━┳━┳━┳━┓ ▼下記いずれかの口座に┃同┃窓┃会┃費┃のお振込みをお願いします! ┗━┻━┻━┻━┛ ------------------------------------------------------------------ ◆郵便局の場合/通常郵便貯金 記号:11150 番号:20343411 口座名義:信大物理同窓会 代表者 武田三男(たけだみつお) 住所:390-8621 松本市旭3-1-1 ◆銀行の場合/八十二銀行 信州大学前支店 店番号:421 普通預金 口座番号:650215 口座名義:信大物理同窓会 代表者 武田三男(たけだみつお) 住所:390-8621 松本市旭3-1-1  ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ◎編集雑記◎/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ◆その昔、諸外国に比べて我が国の良いところは治安がよく安心して暮らせる ことであった。バブル崩壊以降、日本の治安は年々悪くなり、最近では、毎日 食べるものさえ信用できなくなっている。事故米事件に代表されるように、最 近の犯罪は大規模かつ組織化されており、うっかりしていると普通のサラリー マンが組織の中で犯罪に加担していることにもなりかねない時 /\ ☆ 代になってしまった。母校のような教育機関には、常に人間の │○│ 良心に従って行動できるような誇り高い人材の育成を期待した │ │ いものである。 (MI) /| |\ ●「学生からの声」新入生の原稿を読みましたが、どれも感動  ̄ ̄ ̄ ̄ 的力作で、OB会への大きな刺激になるものと思います。我々 OBに新入学の時期を思い出させ、あの時の新鮮な感覚を蘇らせてくれますし、 彼らの熱意と気迫を感じます。OB会員自身への激励にも読めますし、彼らを 何とか支援することの必要性を感じました。 (HT) ●来年は信州大学創立60周年。創立から17年後の1966年に文理学部から理学部 の改組に至るのですが、当時の事情を知る人は数少なくなっています。今号か ら始まった宮地先生の連載は、当事者ご本人の歴史的な記録と証言としての意 味もあります。今回、先生の健筆ぶりに驚き、期待感が膨らみました。 (T) =================================== ■■■■■ MAILMAGAZINE BULLETIN 『信大物理同窓会報』0023号 ■■■■■ ■ 2008年9月29日 編集・発行/信大物理同窓会事務局 《編集委員》松原正樹(文理10)高藤惇(2S)太平博久(6S) 岩田真(19S) ┌──┐ (http://www.supaa.com/) │\/│ (info@supaa.com/) (makoto@insatell.co.jp) └──┘ ___________________________________________________ (C)信州大学物理同窓会事務局 無断複製・転載を禁ず  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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