[ 信大物理同窓会報0048号(2014年5月臨時増刊号) ]
2014年5月13日配信



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          ┃信┃┃州┃┃大┃┃学┃┃物┃┃理┃┃同┃┃窓┃┃会┃┃報┃    
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│田田田田田|  │★ SUPAA MAILMAGAZINE BULLETIN 2014年5月臨時増刊号│ 
│田田田田田|   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│田田田田田|──┐■━━■編集・発行/信大物理同窓会事務局■━━■
│田田田田田|田田|             (http://www.supaa.com/) 
│田田田田田|田田|〒390-8621松本市旭3-1-1 信州大学理学部物理教室内
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 ■「旧文理学部物理学科」+「理学部物理科学科」OB&学生と教員の会■
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(当メルマガは《表示》→《文字のサイズ》→《等幅》でご覧ください)
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  ○--  5月24日に開催される「第17回物理会総会」がい --○    ∩ 
  ○-- よいよ目前となりました。今回も、一昨年の東京 --○  ⊂○⊃
  ○-- 開催と同程度の参加申し込みがあります。恩師や --○    ∪
  ○-- 学友と旧交を温めるチャンスです。卒寿を迎えら --○   ∞l∞
  ○-- れた宮地先生も松本から駆けつけられる予定。ま --○   ∞l∞
  ○-- だ間に合いますので、ぜひお申し込みください。 --○   ∞l∞       
  ○-- 都合により参加できない会員の方々には、カンパ --○   ∞l∞
  ○-- (寄付)を募っています。何卒ご協力ください。 --○   ∞l∞  

      【 I ・ N ・ D ・ E ・ X 】
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◇ 第17回信州大学物理会総会の概要・・・第17回信州大学物理会総会 幹事
◇ 信州大学物理同窓会をめぐる問題点と今後の課題・・・ 物理同窓会事務局
◇ 『学年・研究室世話人規則』 (案)( 会報2013年秋号より再掲載) 
◇ 人と自然 (「松本平タウン情報」より転載) ・・・・・・・・宮地 良彦

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  ┃第┃17┃回┃信┃州┃大┃学┃物┃理┃会┃総┃会┃の┃概┃要┃
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(1)開催日: 2014年5月24日(土)午後2:00〜5:00
       ○受付 午後1:45〜    ○年次総会 午後2:00〜2:30
       ○講演会 午後2:30〜3:20   ○懇親会 午後3:30〜5:00 
(2)会  場: 大手町サンケイプラザ(東京・大手町 Tel.03-3273-2258〜9)
(3)講演会:三上浩佳 氏(文理10回:元群馬県立医療短期大学[現 群馬県立
             県民健康科学大学の前身]名誉教授) 
(4)参加費:10,000円(30歳以下7,000円)当日、会場でお支払いください。 
  ■二次会として、宮地先生の卒寿のお祝いを実施する予定です(会費別途) 

 ○WEBからのお申し込みページ→( http://www.supaa.com/meet17.html )

  =第17回信州大学物理会総会 幹事= 
 ■三上浩佳(文理10)■太平博久(理学6S)■近藤一郎(理学12S) 
 ■武原一記(理学22S) ■植田祐子(理学91S) 
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  ●今回の案内書は3月末に発送しましたので、同窓会員の皆様のお手許に
  届いているかと思います。現時点で、以下のような方々から、お申し込み、
  そして同封の郵便為替によるカンパ(1000円寄付)をいただいております。
  ●参加のお申し込み、ならびにカンパ(寄付)については引き続き受け付
  けておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
  ■郵便振替口座の番号
  口座記号:00510 口座番号:100722 加入者名:信州大学物理同窓会

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 □ 5月11日時点までに参加のお申し込みいただいた方々 □
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 ●元教官/宮地良彦(当会名誉顧問)

 ●文理/平林喜明(文理6) 根建恭典(文理9) 赤羽徳英(文理10) 松原正樹
(文理10) 三上浩佳(文理10) 齋藤方成(文理11) 両角修四郎(文理11)
 松本節子(文理13) 伊藤寛(文理16)

 ●理学/小島浩司(1S) 小西義雄(2S) 斎藤秀夫(2S) 藤惇(2S) 
 飯沼和男(3S) 磯部和夫(6S) 川岸美徳(6S) 太平博久(6S) 深石千秋
(6S) 久保剛(7SM) 久保田和宏(8S) 中野田伸治(9S) 大日方雄一(10S) 
 西澤誠二(11S) 近藤一郎(12S) 杉山範雄(12S) 小松徹夫(16S) 
 武原一記(22S) 植田祐子(91S)        
                                                    (以上28名 敬称略)
                ※気をつけて会場にお越しください。
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 □ 5月11日時点までにご寄付をいただいた方々 □
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 ●文理/小林秀(文理2) 竹村一司(文理2) 中澤智朗(文理2) 加藤実
(文理9) 齋藤方成(文理11) 清水邦男(文理11) 黒河内友成(文理12) 
 平林重裕(文理12) 大河原章子(文理13) 北沢和雄(文理13) 粟津原真作
(文理13) 西尾紀雄(文理16) 三澤進(文理16) 木村晴生(文理17) 
 遠山敏和(文理17) 山崎弘明(文理17)

 ●理学/風間栄一(1S) 網野俊六(2S) 上野信雄(2S) 岡田菊夫(2S) 
 川井篤(2S) 久保田一久(2S) 中田典昭(2S) 森和豊(3S) 橋本順治
(4S) 渡辺規夫(4S) 大北政義(5S) 塚田定正(6S) 中山千丈(6S) 
 三好邦男(6S) 横山一夫 (7S) 春日一夫(9S) 中野田伸治(9S) 西悦史
(9S) 大日方雄一(10S) 加藤美孝(10S) 佐藤具子(10S) 南雲秀雄(11S) 
 内山和則(12S) 川原卓也(12S) 田中芳信(12S) 齊藤征幸(13S) 
 岩崎敏男(14S) 日向恒雄(15S) 早田伸(16S) 浅川泰司(18S) 岡本浩
(18S) 石田悟己(19S) 岩渕重人(21S) 今関剛(22S) 佐藤洋子(22S) 
 伊佐治哲(91S) 星野 雅秀(93SA) 得能久生(95S)
                           (以上54名 敬称略) 
            ※誠にありがとうございました。 
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 ●記念講演会演題:「解ったことと分からなかったこと−研究ノートから」
  講師:三上浩佳 氏(文理10回・元 群馬県立医療短期大学[現 群馬県立
           県民健康科学大学の前身]名誉教授)  
  □ 講師略歴: 
  1937年 北海道室蘭市生まれ
  1962年 信州大学文理学部(物理)卒業
  1962年 群馬大学工学部助手
  1970年 同 講師を経て退職
  1970年 群馬県職員(行政職)群馬県立福祉大学校放射線学科勤務(専任
      教員)放射線学科長を経て
  1993年 群馬県立医療短期大学 教授
  2003年 同 定年退職 名誉教授

  □ 研究分野:原子核・素粒子理論(ハドロン領域)特に、中間子及び核
         子の散乱構造に関する研究
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  ◆記念講演講師 三上浩佳 氏 からのメッセージ 【再掲載】
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ものごとを理解するしかたや深さは人それぞれ違いがあります。「頭が
  良い」と言われる人はそれなりに、そうでない人もそれなりに理解したり
  分からなかったりします。よく、あの人は「頭がいい」という言葉が使わ
  れますが、これはどういうことなのか考えてみたいと思います。頭の良さ
  は研究者にとって重要な要素なのでしょうが、それが全てかというとそう
  も思えません。研究過程で「解かったこと」といまだに「分からないこと」
  を思い返しながら、「分かる」ということについて感じていたことをお話
  しようと思います。

  ◆記念講演講師 三上浩佳 氏 から講演の要旨について 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   全文は、( http://www.supaa.com/im/mikami/summary.pdf )でご覧くだ
  さい。骨子は以下のとおりです。    
  (1) 《 核子の「仮想の中間子雲」というのは何か 》
  (2) 《 「神様」は味方してくれたか 》
  (3) 《 新しい散乱振幅で何ができたか 》
  (4) 《 頭が良いということはどんなことか 》
  (5) 《 結局、何が分かって何が解らなかったのでしょうか 》

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  =信州大学物理同窓会をめぐる問題点と今後の課題(活動指針)=
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 総会に提出される「信州大学物理同窓会・一年間の活動履歴の報告」から
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  1 〔 学年・研究室世話人にもっと活躍していただくために 〕

・ 大学改変の動きのなかで、理学部は数学科と理科の2学科制に移行するこ
  とが伝えられています。ただ、物理専攻の学生数は減らない見通しなので
  当会の活動と運営はこれまで通り進められるものと考えられます。
・ 現在、学年世話人35学年、研究室世話人が5研究室が決まっています。が、
  昨年からの増加・減少はありません。
・ 当会の一層の活性化は、学年・研究室世話人の皆様の動きにかかっている
   といえます。組織の基盤が十分にできあがり、多くの卒業生が動き出せれ
  ば、“一部の人の集まり”から脱し、更なる広がりが期待できます。
・ 前提として、学年・研究室世話人の皆様と同窓会の理念と役割を十分理解
   共有し、役員会との意思の疎通がはかれている必要があります。たとえば、
  総会準備に世話人も加わっていただき、みんなでつくり上げていくような
   態勢にすることがあげられます。そこで、当会役員会では昨年の16回総会
  で下記のような案を提出しまして、了承を得ました。

  (1)学年(研究室)名簿はこれまで同じ学年(研究室)内でも(メール
     などによる)回覧が躊躇されていたが、その運用を各学年(研究室)幹
     事(→その後、世話人と改称。以下同)の裁量にまかせ、自発的に活動
   していただけるようにする。
     
    (2)(1)のように学年(研究室)幹事の皆様に権限を移譲するために、
     権限と責任に関するマニュアルを急ぎ作成する。役員会内でも、担当を
     強化してそれに備える。

  (3)樹木の根を役員会にたとえれば、学年(研究室)幹事の皆様は幹で
     あり枝である。学年(研究室)幹事のなかからも、新たな方を役員に迎
     えるなどして樹木全体の成長をはかる。

  (4)そして、学年(研究室)幹事の皆様ならびにWEB登録されている
     会員(現在244名)に呼びかけ、知り合いや友人のひとりでも多くをW
   EB登録に誘い、総会参加の仲間を増やしていくことが求められます。

・ 以上の方針を基に、この1年間に以下の3つの仕組みの準備を行いました。
  今総会において承認を得て、正式に発足し、運用を開始したいと思います。

  (1)下覧のような『学年・研究室世話人規則』(案)を作成しました。

  (2)学年・研究室幹事改め「世話人」の取りまとめ役として、世話人総
   代、副総代を置くことを決め、総代に小島浩司(1S)さん、副総代に好
   広修三(3S)さんが内定。小島さんには役員にも加わっていただきます。

  (3)学年・研究室世話人と役員が参加するメーリングリストを設置。連
   絡網として活用する準備が整いました。


  2 〔 「物理学生のための就職支援セミナー」を継続推進 〕

・ “就職”という学生・教員・卒業生の共通課題(キーワード)に取組むこと
  で、同窓会には大きな存在価値が生まれると思われることからスタートし
  た「就職支援セミナー」もことしで5回目となります。
・ 一昨年の「就職支援セミナー」から、講演後に講師毎にグループ分けし、
  個別の相談にも応えるように配慮。好評なので、この形式をつづけます。
・ さらには、一歩進んで卒業生との「就活面談」の仲介が課題となってきま
   した。学生の就職希望企業に勤める先輩が、学生からの連絡に応えて情報
  を伝え相談に応えるといった仕組みで。就職委員の先生からの要望もあり
  ましたが、果たして学生がどこまで望んでいるか不透明です。
・ 「就活面談」ならびに「就職支援セミナー」講師選定には当会の名簿・職
  業欄の充実は不可欠。そこで、総会の申し込み書にもその旨を伝えて協力
   を要請したりしました。また、これまでは入学時の名簿から採取していた
   ものに加えて、卒業時の就職先の入ったものも追加訂正することで名簿の
   充実をはかっていきます。 

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 ■ 『学年・研究室世話人規則』 (案) ■ ( 会報2013年秋号より再掲載)   
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     T 目的

 信州大学物理同窓会会則第3章・第12条の「学年ごとに学年幹事(→世話人)
を1名、また研究室ごとに研究室幹事(→世話人)を若干名おく。幹事(→世話
人)を中心に事務局との連絡・伝達の徹底をはかる。また、総会の準備などに
も協力する。」と定めるところにより任命されるのが学年・研究室世話人です。

 本会にとって、学年・研究室世話人は組織の要ともいえる役割を担っていま
す。当該学年・当該研究室の名簿と本会役員会等の決定事項などを集約し、す
べての会員に伝達していただこうという仕組みだからです。本会運営の模様が
ひとりでも多くの同窓生に行き渡ることによって、同窓会活動全般が活発にな
ることが期待されます。そのことが、年代を超えた会員同士の懇親と親睦のみ
ならず、母校に対する支援等にもつながり、ひいては母校のブランド価値を高
め、発展にも寄与できるものと考えられます。

     U 組織

 学年・研究室世話人は自薦他薦によって選ばれ、当会事務局から任命される
ことになります。
 2013年9月時点で学年世話人は60%ていど、研究室は1研究室を除いて世話
人が決定していますが、さらに100%を目指して拡充をはかっていかなければ
なりません。すべての学年と研究室に世話人を設置し、欠員がでた場合にはす
みやかに補充することが必要です。そのため上記「学年世話人を1名」でなく
複数名で運営する学年もあります。
 これら各世話人の集まりとして『学年・研究室世話人会』を設けます。まと
め役として総代1名、補佐する副総代を若干名、学年・研究室世話人のなかか
ら選任します。本会役員との重任は認められます。

     V 役割

 以下に学年世話人・研究室世話人の具体的な役割を挙げます。新設のメーリ
ングリストなどを通じて連絡を取り合い、当規則の目的のために役割を果たす
よう努力することが求められます。

1)自らWEB会員登録(本会のメルマガ会報などを送付している同窓会用ML{メ
 ーリングリスト]に参加)を行い、当該学年の同窓生に対してもWEB会員登録
 をするよう促します。
2)新たに設置される学年・研究室世話人用のML{メーリングリスト]にも参加
 し、世話人相互の連絡や本会事務局(役員)との連絡に利用します。
3)当該学年・研究室の名簿を管理し、異動などについては事務局との相互伝
 達にあたります。 
4)本会の「プライバシーポリシー」により、当該学年のメンバーから名簿閲
 覧の要請があったときにはそれに応えます。当該学年内の名簿の回覧は、流
 出に留意し、学年世話人の判断で認められます。 
5)学年・研究室の独自の行事や呼びかけは上記ふたつのMLを活用。会員全体
 と本会事務局に伝達します。 
6)学年世話人・研究室世話人には月1回程度開催されるSKYPEによる本
 会事務局会議(役員会)の議事録が送付されますので、本会活動の現況を把
 握します。必要と思われる部分があれば、当該学年・研究室の同窓生に伝達
 します。
7)本会の行事(物理会総会など)には積極的に出席するものとします。
                
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    ■ 春の足音 ■    (「松本平タウン情報」2014年4/3より転載)
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            宮地 良彦(信州大学名誉教授・物理同窓会名誉顧問) 
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  (・>   【 宮地先生が地元紙「松本平タウン情報」一面の連載コラム『展
  /彡))   望台』に寄稿された記事のひとつを全文ご紹介します。今回の総
 / /     会にも松本から参加される予定。ことし数えの90歳、卒寿を迎え
 /"?k_     られました。記念に当会からウォーキング用のスティックを寄贈
      しました。いつまでもお元気でいていただきたいと願います。 】
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 2月の豪雪以来3月に入っても平年以下の気温の日の連続だったが、このと
ころ大幅に上回る暖かさが続き、春は一気にやってきた。暑さ寒さも彼岸まで
とはよく言つたものだ。

 信州の厳しい冬の暮らしの中では、春の訪れを待つ心は年齢とともに募るば
かりである。そしてその待ち望んだ春がやっと来たときには、今度は逝く春の
速さが気にかかる。昔覚えた「春に五月は二度なきものを」というリリアン・
ハーベイの歌を思い出しながら、つかの間の春の中におぼれ込んでいる。
 
 現役の頃は、2月から4月と言えば入試、卒業、入学と学校行事に追い回さ
れて、師走とは年度替わりのことだと思っていたものだが、卒寿にも近くなる
と今日は何日だったかなと新聞をひっくり返すことも多く、

 しばらく前までは、政治問題、社会問題について不満を漏らしてばかりいた。
けれども、国会での低調な議論や度重なる政治家の不道徳な駆け引きを見せら
れると、今更怒っても血圧が上がるだけ損だとあきらめ気分が先に立つ。

 使い慣れた電子辞書が昨年末突然ダウンしたので、これを機会に前々からほ
しいと思っていた機種を通信販売で購入した。日本国語大辞典や類語辞典など
内蔵辞書も豊富だし、歳時記にはカラー写真も入っている。こんなものでも楽
しんでいるうちにそろそろお迎えがくるらしい。

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■ MAILMAGAZINE BULLETIN 『信大物理同窓会報』0048号(臨時増刊号) ■
□ 2014年5月13日配信  編集・発行/信大物理同窓会事務局
《編集委員》松原正樹(文理10) 藤惇(2S) 渡辺規夫(4S) 太平博久(6S)
□編集長:藤 惇 □ 発行人:根建 恭典

             ┌──┐  (http://www.supaa.com/)
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