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■宮地良彦先生の [量子力学講義ノート]
宮地良彦(信州大学名誉教授/長野県松本市在住)  28JUNE.2006

 近藤一郎さんから、小生の量子力学の講義ノートをスキャナーで読み込んでホームページからダウンロードできるようにしたいとのお申し出がありました。古いノートが今頃お役に立つかどうか自信がありませんが、教師としてありがたくお受けすることにしました。

 量子力学の講義は、36年文理学部着任のとき以来、平成2年の退官までの間に何回か書き直しました。改稿してよくなったのかそれとも分かりにくくなったのか自信はありません。以前のものはすペて大学ノートに手書きで読みにくいのでコピイには不向きと思い、今回お送りするものは最終の講義ノートを昭和60年代にワープロで作った原稿です。

 お送りするに当たり一応読み返して、いくつか不満な箇所もありましたが、講義を実際に開かれた皆さんには元のままのほうがかえって親しみやすいのではないかと思い、あえて手を入れませんでした。

    つたない許義が昔を思い出すよすがともなれば幸いです。
    卒業生諸君のご多幸を祈りつつ

   平成18年6月
          宮 地 良 彦
                      (「あとがき」より)


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■勝木渥先生の[物性論講義ノート]&[物性論レポート課題]
勝木 渥(元信州大学教授/東京都多摩市在住)  28JUNE.2007

 ここに掲げる講義ノートとレポート問題は、13S66番鳥塚潔が、学部3年生の時(1978 年度)に受講し たノートから鳥塚が起こしたものである。勝木の講義ノートは、青焼きコピーを作るのに便利なように薄手の罫紙に黒インクで書かれ、ファイルされたものが物理教室の図書閲覧室に置かれており、学生は図書閲覧室に置かれていた青焼き用複写機を使い、自分たちで講義ノートのコピーを作った。

 勝木は、講義の 要所要所でレポートを課し、レポートはレポート提出日に各自が勝木の研究室に持参して、勝木はその場で順番に一人ひとりからレポートを受取り、その場でレポート内容を点検して質疑・応答・討論を行うのが常であった。レポート提出日には、勝木の研究室のドアは開けっ放しになり、20 人程度が廊下に長蛇の列を作った。

 講義内容はのちに付け加えられた§11 を除き、勝木が赴任した年の文理学部 3 年生に対して 行ったものと基本的に同じである。レポート提出・その場で点検・討論の方式を取ることに勝木がしたの は、以下の経緯による。

(以下未完・敬称略)



●「信州大学物理同窓会」事務局●

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