[ 信大物理同窓会報0009号 ]
2004年5月11日配信

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          ┃信┃┃州┃┃大┃┃学┃┃物┃┃理┃┃同┃┃窓┃┃会┃┃報┃    
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│田田田田田|──┐■━━■編集・発行/信大物理同窓会事務局■━━■
│田田田田田|田田|    (http://www.insatell.co.jp/physics/) 
│田田田田田|田田|〒390-8621松本市旭3-1-1 信州大学理学部物理教室内
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 ■「旧文理学部物理学科」+「理学部物理科学科」OB&学生と教官の会■
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  ○-- ことしの総会も来週土曜(22日)に迫ってきました。  --○    ∩ 
  ○-- 久々に母校の空気を吸い、懐かしい先生や学友と旧交  --○ ⊂○⊃
  ○-- を温めに出掛けましょう。申込みはまだ間に合います。--○   ∪
                                                               ∞l∞
       【 I ・ N ・ D ・ E ・ X 】
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◇ 第7回信州大学物理会総会のご案内・・・・・会長 平林 嘉明(文理6)
◇ 第7回物理会総会 のお知らせ・・・・・・・・・・・・・・同窓会幹事会
          (式次第から、参加を申しこまれた方々の顔ぶれまで)
◇ 新緑萌え立つ第7回物理会総会講演会に寄せて・事務局 福井 眞(理3S)
◇ ネット大学 設置基準緩和・・・・・・・・・・日本経済新聞の記事より

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  ■ 第7回信州大学物理会総会のご案内 ■             <再録>
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            信州大学物理同窓会会長 平林 嘉明(文理6)
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 拝啓 

 年初から何かと変化の激しい社会情勢でございますが、皆様には、ますます
ご健勝でご活躍のこととお喜び申し上げます。

 さて、信州大学物理同窓会の開催も第7回を数え、本年は「ふるさと」、松本
にて下記の通り行うことになりましたのでお知らせ申し上げます。

 今回は大学独立法人化の動きにも合わせ、基礎的な科学と実社会での事業展
開や技術との結びつきについて、実体験を通した記念講演をも企画しておりま
す。お忙しい時期とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご出席いただき、し
ばし旧交を温めて頂ければ幸いです。まずは、ご案内申し上げます。
                                 敬具

……………………………………………………………………………………………
  ┃総┃会┃の┃参┃加┃お┃申┃し┃込┃み┃は┃15┃日┃ま┃で┃に┃!
  ┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━┗━
………………………………………………………………,-- ………………………
    参・加・し・ま・し・ょ・う          /      \、
□■ ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ □■□  V・  ・V ─┐
□■ ┃第┃7┃回┃信┃州┃大┃学┃ □■□┌ω人=♀=ノω┐│   
□■ ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┫ □■□│お 知 ら せ │/
□■ ┃物┃理┃会┃総┃会┃ ┃ ┃ □■□└──────┘
□■ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ □■□ 

……………………………………………………………………………………………
A)日程/スケジュールなど
……………………………………………………………………………………………
■日時:2004年5月22日(土) 12:00〜18:00
     12:00〜 総会 (理学部講議棟1階[第1講議室])
     13:00〜 講演会(理学部講議棟1階[第1講議室])
     15:00〜 懇親会(旭会館)
■会場:総会&講演会=理学部講議棟1階 懇親会=旭会館
■会費:8,000円 学生=2,000円(当日、受付にてお支払いください)
               (但し、総会・記念講演会は無料)

……………………………………………………………………………………………
B)総会の式次第(予定案)
……………………………………………………………………………………………
1. 開会の辞
1. 会長挨拶    
1. 顧問挨拶 
1. 来賓挨拶 
1. 議長・書記選出 
1. 経過報告    
1. 会計報告    
1. 会計監査報告  
1. 規約改定提案等 
1. 次期予算案   
1. その他(次回東京開催総会の幹事について等)
1. 新会長並びに新顧問挨拶
1. 閉会の辞

……………………………………………………………………………………………
B)人事案件について
……………………………………………………………………………………………
 任期満了にともない、平林善明会長の後任として楠秀恵(くすのきしゅうえ)
さん=文理7=に立候補していただくことになりました。

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C)会則の一部(第5条)改正案件について
……………………………………………………………………………………………
     <現行>
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第5条 本会に次の役員を置く。
 
 (1)会   長    1 名
 (2)副 会 長    若干名
 (3)顧 問      若干名
 (4)相 談 役      若干名
 (5)事務局員     若干名(事務局長1名を含む)
 (6)会計監査委員   2 名

     <改正案>
------------------------------------
> 第5条 本会に次の役員を置く。
> 
> (1)会   長    1 名
> (2)副 会 長    若干名
> (3)名誉顧問     若干名
> (4)顧 問      若干名
> (5)相 談 役     若干名
> (6)事務局員     若干名(事務局長1名を含む)
> (7)会計監査委員   2 名

 つまり、現在の2名の顧問:松崎一(元教官)、宮地良彦(元教官)の各先
生を「名誉顧問」とし、新たに「顧問」として、大先輩の青木治三=文理1=、
竹村一司=文理2=の2名に就任していただこうというものです。

……………………………………………………………………………………………
D)新たに立候補される会長と顧問就任をお願いする方々のプロフィール
……………………………………………………………………………………………
  楠 秀恵(クスノキ シュウエ)氏=文理7= 略歴
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  信州大学文理学部物理科卒業 (株)オリエンタル・コンサルタンツ
  (土木設計会社)入社 主に橋梁設計に従事し、技術士取得 専門は
  鋼及びコンクリート構造同社にて、技術課長、技術部長、業務部長を
  歴任し、広島支社長となる。この間、各地の高速道路や本四架橋にも
  携わりました。退職後、関連会社の参与を勤め、現在は設計会社の顧
  問を勤めている。

  (・>   青木治三(アオキ ハルミ)氏=文理1= 略歴
  /彡))   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 / /    信州大学文理学部を卒業後、飯山南高等学校教諭を2年間勤める。
 /"?k_   名古屋大学大学院を修了後、名古屋大学理学部地球科学科助手を皮
      きりに名古屋大学理学部地震予知観測地域センター教授、同センタ
      ー長、犬山地震観測所所長などを歴任。現在も(財)地震予知総合
      研究振興会東濃地震科学研究所*所長兼振興会理事として現役生活
      をおくられている。

   竹村一司(タケムラ カズシ)氏=文理2= 略歴
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   信州大学文理学部物理科卒業 木曽東高等学校、大町高等学校、諏訪
   清陵高等学校等5校の県立高等学校にて物理・数学の教諭を勤め、高
   遠高等学校教頭、岡谷東高等学校々長を歴任して退職、現在は、諏訪
   清陵高等学校講師、地区社会福祉協議会々長、「諏訪山脈会」登山の
   会長として、月1回の山行を楽しんでいる。

……………………………………………………………………………………………
E)記念講演会 『TLO&ユビキタス・コンピューティングと信州 』
……………………………………………………………………………………………
◎講演者:◆日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ
                        ソリューション統括本部=雫 二公雄 氏  
     ◆リクルート テクニカルマネジメントデパートメント=原 豊 氏
◎モデレータ:◆日本インターショップ=福井 眞 (理3S)

……………………………………………………………………………………………
E)参加のお申し込み方法
……………………………………………………………………………………………
 郵送しました「出欠通知書」にご記入のうえ、ファックスいただくか、下記
のホームページ上のフォームからご通知ください。懇親会に参加される方は5
月15日までに申し込んでください。

     ■FAX番号:0263-34-2358
     ■オーダーフォーム(http://www.insatell.co.jp/supaa_meet.html)

……………………………………………………………………………………………
F)5月10日までに参加を申し込まれた方々(敬称略)←会いに行こう!! 
……………………………………………………………………………………………
松崎 一(元教員/当会顧問) 
宮地良彦(元教員/当会顧問)  
永井寛之(現教員)
伊藤建夫(理学部長)     
山本雅道(理学部同窓会副会長)
竹下 徹(現教員)

青木治三(文理1)
竹村一司(文理2)
平林喜明(文理6/当会会長)
富井 義(文理7)       
楠 秀恵(文理7)
水上正彦(文理8)
根建恭典(文理9/当会副会長)
三枝成男(文理10/当会会計監査)
赤羽徳英(文理10)
三上浩佳(文理10)
松原正樹(文理10/当会会計監査)
清水邦男(文理11/当会事務局員・総会幹事)
松本節子(文理13)
美谷島実(文理15・現教員)

小島浩司(1S)
高藤 惇(2S/当会事務局員)
飯沼和男(3S/当会副会長)
松本 淳(3S/総会幹事)
福井 眞(3S/当会事務局員)
中村友春(3S)
西村喜治(3S)
丸山博見(4S)
鈴木秀幸(4S)
武田三男(4S・現教員/当会事務局長)
佐藤具子(10S)
野坂 徹(10S)
近藤一郎(12S/当会事務局員)
石田悟己(19S/当会事務局員)
春原宗夫(19S)        

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  ■ 新緑萌え立つ第7回物理会総会講演会に寄せて ■ <再録>
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             信州大学物理同窓会事務局 福井 眞(理3S)  
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 僕は信州の学窓を巣立って以来三十年余りの期間、一貫して「IT」の世界
に身を置いてきました。この世界は技術的な進歩が目覚しく、革新的な技術も
三年もすれば並みになります。ある期間「花形ビジネス」の主役であっても、
数年後にはもう「過去の人」になってしまいます。年長者の経験や知識など、
新技術と共に颯爽と出現する若年者達に蹴散らされてしまいます。一つの企業
の話ではありません。IT分野全体がそうだったのです。僕が社会人になった
頃、この分野で優良大企業として威勢を張っていた企業の幾つかは既に今日見
る影もありません。嘗て最先端を進軍していた企業の幾つかは、或いは買収さ
れ、或いは倒産して最早存在すらしていません。

 (・>    この期間ITの発展が東京という狭い場所に集中して来たのは、
 /彡))   残念ながら事実です。ITとはInformation Technologyの略称です
/ /     から、これは当然でしょう。つまり、東京という街は概ねものを造
/"?k_    る所ではありません。造られたもので金を稼ぎ、その金で又金を儲
      けようと、数多の人間が凌ぎを削る場所です。だから成功の鍵は、
     如何に他人に先んじて情報を攫むかにあります。或いは、如何に早
く広範囲に、為にする情報を流布するかという事でもあります。詰まる所、I
Tとは「如何に人を出し抜くか」という欲求の為に発達し、その欲求が最も凝
集した場所に普及してきたのです。

 僕自身は今に至るまで、海外の(主に米国の)製品やソリューションを日本
に導入するビジネスに携わってきました。この間、半導体や液晶など、ハード
ウェアの分野では日本の技術は海外に進出し、物によっては世界標準の地位を
占めました。しかし、ソフトウェアやアルゴリズムの分野では、アメリカ製品
による完璧と言って良い「入超」でした。我々の間には「日本人は独創性に欠
ける。」とか、「日本の社会や会社制度はR&D(研究開発)には向かない。」と
いう「常識」がなんとなく根付いてしまいました。

 しかし、「線型フィルター法」という独自のアルゴリズムを開発した新進の
ベンチャー企業に出会い、目を開かれました。この方法を使うと、大量のデー
タ処理を従来に較べ数十倍〜数千倍の速度で実行できます。更にはこのアルゴ
リズムの拡張によって、非同期型の超並列処理が実現でき、様々な分野に革命
的な変化をもたらし得るのです。「日本にも優れたアルゴリズムや技術が埋も
れているのだ。」と大いに嬉しい思いでした。こういう潜在的な可能性を、ど
う発見し、どう社会に還元するか。そういう点からTLOに関心を持つようになっ
た訳です。TLOのような手法で、新しいベンチャーの創生を促し、そこで高度な
知的訓練を受けた若い労働力を吸収しつつ、経験・人脈の豊富な中高年層との
有機的な連携を実現したい。そう思います。

    V ?      一方で、IT技術の進歩は、小型・高性能化、低廉化、そし
(∵)       て通信インフラの飛躍的な充実となって、今までとは全く異
 \(@)⊃      なった可能性を今日我々の前に示しています。今までのITの
〜〜〜〜〜〜  世界は、主に新技術が市場をリードしていく状況でした。

 しかし、今や新技術を一つのレイヤーとして踏まえながらも、どういう用途
開発を行うかが大きなテーマになっています。いうならば今や我々はITの分野
で「弥生時代」を迎えつつあるのです。嘗て渡来した鉄製農具が新田の開発を
促し、農業生産を飛躍的に増大させた。そこで生じた余剰農産物が、四通八達
した街道を経由して、社会構造を大きく変化させた。それと同様の変化がITの
世界でも起こりつつあるように思います。

「ユビキタス・コンピューティング」つまり「どこでもコンピューティング」
は、まさにそれを象徴するものです。小型・高性能化という量的変化が、ある
レンジを超えて質的変化を誘導するようになったのですね。

 この「質的変化」とはどういう事か? ITが最早「人を出し抜くための技術」
ではなくなるという事です。むしろ我々の生活に密着した利用法が問われる事
になる。そうなるとこの質的変化は必然的に地方のウェイトを大きくする方向
に向うわけです。

 日本は今質的転換を求められている、とよく言われます。これに沿って多く
の人が様々な事を云っています。しかし僕はこの転換のためのキーワードは
(少なくともITの世界では)「世界に通じる日本の技術=ベンチャー」と「地
方」だと思います。そして僕が「地方」と云う時、それは信州であり、信州大
学であって欲しいと思うのです。

 そこで、今回の物理同窓会では、「ユビキタス・コンピューティング」、
「TLO」を「信州」、「信州大学の物理学徒」という軸に絡めて、我が畏友で
あり、夫々の分野の専門家である雫氏、原氏に語ってもらおうと考えたわけで
す。聴講者の皆さんが今回の講演会から何か触発されるものを受け取っていた
だければ、これは望外の幸せというものです。

◇ <関連WEBサイト>第7回物理会総会講演会ポスター
(http://www.insatell.co.jp/physics/soukai040522/ph.html)

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  ┃信┃大┃で┃の┃研┃究┃成┃果┃&┃T┃L┃O┃関┃連┃記┃事
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   理学部に限らず、信州大学各学部における研究成果や関連情報を報じ
   ている記事の一端を報告。今回は日本経済新聞より抜粋しました。
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■ネット大学 設置基準緩和            ▼4月21日(火)朝刊
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  文科省 設備投資の負担軽減 特区対象、来春から
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 文部科学省は二十日、敷地を持たずにインターネットを利用して通新教育だ
けを行う大学や大学院の設置基準を、構造改革特区に限って大幅に緩和する方
針を決めた。大学については校舎の面積に関する規定を事実上、撤廃。大学院
は学長室など“本部機能”のみを備えれば設置を認める。ネット大学の設備投
資の負担を軽減するのが狙いで、早ければ二〇〇五年四月から実施。

⌒/\       政府が昨年十一月に募集した特区の第四次提案では、信州
-/| \ ⌒⌒    大学教授が敷地や校舎のないネット大学院の設置を提案。こ
/_|___\       の教授が独自に学校法人を設立するもので、政府はこの提案
__L____        を今年二月に決定した特区構想に盛り込んだ。これを受けて 
\_____/〜〜    文科省は月内に、設置基準の緩和策を中央教育審議会に諮問。
〜〜〜〜〜〜    答申を受けて関係法令を改正する。
        
 現行のネット大学の設置基準では、収容定員四千人の文学関係の学部は三千
四百四十平方?以上、同一万六千人の工学関係の学部は二万九千五百五十平方
?以上というたように、収容定員や学部によって校舎の面積を細かく規定して
いる。

 緩和策は「校舎などの施設について教育に支障のないように整備すればよい」
としており、現行規定を事実上、撤廃する内容となっている。

 また、大学院の現行基準は校舎などの施設について、学長室や会議室、事務
室、図書館、医務室、自習室などを用意しなければならないほか、専任教員に
は必ず研究室を備えるよう定めている。

 緩和策では学長室、事務室などの本部機能のみを礪えれば設置を認める方針。

 文科省は設置基準の緩和で設備投資の負担が減り、ネット大学・大学院の設
置を促すことができると期待。「遠隔教育による社会人の再教育などのニーズ
に応えることができる」(高等教育局)とみている。

 同省は当面は特区での経過をみながら、全国に適用するかどうかについても
検討する。

 一方、「先行する米国ではネット大学を巡るトラブルが少なくない」(同)
として、通信障害に対応できる体制を整備したり、学生の学習を支援する教職
員や、インターネットの専門知識を持つ職員の配置も求める。

 文科省は〇一年三月から、通倍制学部の卒業に必要な百二十四単位すべてを
インターネットによる講義で取得できるよう規制緩和した。同省によると、国
内の大学では、信州大大学院の工学系研究科情報工学専攻にネット講義だけで
修了できるコースがあるという。

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                              _____  
◎当「信州大学物理同窓会メール会報」は当面、隔月刊〜季刊 |.-----.| 
ていどで発行されています。                ||∂.∂||  
                             ||_ ▽_|| 
◎みなさんの“投稿”が頼りです。お待ちしています。ご意見、`--)-(--` 
ご提案、ご感想、叱咤、激励、企画など、お寄せください。  [___o] 
           
 ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ◎編集雑記◎/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄

       ●はじめて母校で開かれる総会です。しかも、外部から講師を
  /\ ☆  招いての講演会も催されます。と、期待ばかりが先行したとい
 │○│    うのでしょうか、参加の申込みがあまり芳しくありません。そ
 │ │     こで、今回のメルマガ会報の緊急発行となりました。まだ参加
/| |\   を迷っておられる方は、ぜひともご参加くださ〜〜〜〜〜い。
 ̄ ̄ ̄ ̄     ●先日の事務局会議は、インターネットのテレビ電話会議シス
 ||||     テムを使って行いました。参加した事務局員はは5名。それぞ
       れ八王子、桐生、松本、藤沢、横浜の自宅や個人事務所に居な
がらにして、2時間、目の前のPCに映し出される5人のメンバーの映像を見な
がら、話し合うことができました。いや〜、これは便利ですよ。    (T)
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□信州大学物理同窓会報・編集委員/松原正樹(文理10)、高藤 惇(2S)
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■■■■■ MAILMAGAZINE BULLETIN 『信大物理同窓会報』0009号 ■■■■■
  ●2004年5月11日  編集・発行/信大物理同窓会事務局
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       │\/│     
     └──┘ 





●「信州大学物理同窓会」事務局●

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